美意識
- sumie ichikawa
- 2020年6月15日
- 読了時間: 2分

美しいって何だと思いますか?
見た目が美しいとか・・・若いとか・・・
心がきれいとかも連想しますかね?
自分を常に向上させている人はやっぱり素敵だなて思ってしまいますよね?
苦手なことに挑戦するとか、チャレンジしていることを昨日より上手にできるようになるとか。努力してる人って素敵ですよね。
本気でそれをやってる人って他人のこととやかく言わないですよね?
ワイドショーの話題に踊らされるようなこととか。
私も今、本をたくさん読んで、いい情報をたくさんインプットしています。
ものを創って人に提供する身として美意識はもちろん、向上思考でないと商品を買ってくださった方に申し訳ない・・・。
この人から買いたいと思てもらえるよう日々精進中です。
今日は色についてのお話し。
suxuでは、商品に石の名前ではなく色で名前をつけています。
それは日本の色の名前から付けています。
私が高校生の時に和裁、茶道などを習っていて日本のくすんだ色をずっと愛してきた思いを商品に乗せています。
私達の住む日本は寒暑があり、日ごとに景色の色はゆるやかに変わっていきますよね。
昔の人は、その色彩の変容を瞬時にとらえ、色名を付け、歌に詠み、衣に纏うようになってきました。
日本の色彩は万葉の頃から江戸の庶民にまでも受け継がれてきた魂のようなもの。
昔は衣の色で階級も決められ、鮮やかな色は庶民には纏うことが許されなかったそうです。
なので限られた色を自分らしくアレンジし身に着けたことでくすんだ色の幅が生まれたのだと思います。
江戸時代の粋な色、カーキ(利休鼠)マリンブルー(納戸色)なども庶民の色ですが私のとても好きな色です。
制限をかけられたからこそ生まれた色たち。
これがあるからできないっとあきらめるのではなく、自分らしくある為にあきらめなかった庶民の知恵に震えるほど美意識を感じました。
試行錯誤を繰り返し、チャレンジを続ける、それが一番の美意識だと思います。
今日も一日楽しい一日になりますように!
suxu
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